自著:わたしは盗らないクレプトマニア -万引きをやめられなかったわたしが、「盗らない生活」を手に入れるまで-

当事者活動を始めて約6年半、自身の経験を本にまとめました。

きっかけは失業

 2023年12月、万引きがやめられて4年半がたった頃、朝出勤したら会社が倒産していました。一瞬にして無職になりました。3か月分の給与不払いでの倒産、仕事で得ていた満足感・達成感、経済的基盤を失いました。今振り返っても、スリップの大きな危機を迎えた瞬間だったと思います。

 でも、万引きがやめられなかった頃のわたしとは違いました。ちゃんと助けを求めることができました。失業した日の夜は、自信が運営するオンライン自助グループ「Room K」の存在に救われました。そして、そのことをSNSに投稿したら、多くの人が励ましてくれました。

仕事がなくなり、できた時間で参加したセミナー、講師はASK代表の今成知美さん。終了後にご挨拶すると、SNSで失業のことを知っていた今成さんは「悠さん、本書くチャンス来たよ!」と。

仕事がなくなり悶々としていたわたしに、やらない選択肢はありませんでした。いつかやりたいと、漠然と思っていたことが目標になりました。

今だから書けることを、丁寧に書きました

「本を書く!」、そう目標を定めてから約2年半…。ついに本になりました。

摂食障害、Xジェンダー、機能不全家族、最初の職場でのハラスメント…など、クレプトマニアに至る経緯だけでなく、盗らない生活についてもいろいろと書きました。

どんどん書きたくなってしまい、泣く泣くカットした部分もありますが、もりもりに1冊に詰め込みました。

刑罰だけでは窃盗をやめられない、その現実がこの本にはあります。多くの方に、クレプトマニアについて知っていただきたい。それが窃盗被害を減らすことにつながるはずです。

週刊現代に書評を掲載していただきました!

『週刊現代』(7月20日号)のBook Review欄で、拙著『わたしは盗らないクレプトマニア』をご紹介いただきました。評者はノンフィクション作家の稲泉連さんです。「依存症の背景にある個人と社会の問題」として非常に深く、克明に読み解いていただいています。
 これをきっかけに、当事者やご家族、支援者だけでなく、まだクレプトマニアを知らない方にも、この本を手に取っていただけたらうれしく思います。
稲泉さん、週刊現代編集部の皆さまに心より感謝申し上げます。

そして、すでに読んでくださった皆さま
Amazonや楽天ブックスなどにレビューをご投稿いただけると、とても励みになります。皆さまのレビューが、この本を必要としている方へ届ける力になります。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

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