クレプトマニアチェックリスト

「わたしって、クレプトマニア??」・「クレプトマニアってどんな特徴があるの?」そんな方のために、クレプトマニアのチェックリストを作成しました。どれもクレプトマニアに多く見られる状況を示す項目ですが、「クレプトマニア」であると判定するものではありません。

作成にあたり竹村 道夫先生(医師・赤城高原ホスピタル院長)、斉藤 章佳先生(精神保健福祉士・社会福祉士 西川口榎本クリニック副院長)に監修していただきました。

クレプトマニアのチェックリスト

これらの項目に当てはまるものがある方はクレプトマニアかもしれません。

  1. 窃盗行為(万引き、置き引き、スリ、ロッカー荒らしなど)を繰り返しおこなってしまう。
  2. 窃盗行為をしたいという衝動(窃盗衝動)が突発的に起こるときがあり、自分ではコントロールできない。
  3. 盗むことばかり考え、窃盗衝動に頭が占領されていると感じる。
  4. 自分の意志に反して始終盗むことを考えたり、窃盗衝動を感じている。
  5. 窃盗行為をやめたい、やめなきゃまずいと思っているのに窃盗衝動が消えない。
  6. 窃盗行為や窃盗衝動が激しい精神的苦痛の原因となり、何らかの形で生活の妨げになっている。
  7. 窃盗衝動を抑えようと努力するが毎回失敗に終わってしまう。
  8. 窃盗行為の前、もしくは窃盗衝動を感じるとき、緊張や不安、胸の高まりがある。
  9. 盗らないためにお店に入らないようにしようとしても、それができない。
  10. 窃盗行為の後に達成感や満足感、解放感や安堵感がある。
  11. 自分に必要なものはもちろん、不必要なもの・すぐに必要ではないものも盗んでしまうことがある。
  12. お金がないわけではなく、大してほしいものでもないのになんとなく盗んでしまう。
  13. どう考えても割に合わないとわかっているのに、盗んでしまう。
  14. 窃盗行為をした理由をはっきりと説明することができない。
  15. 窃盗行為が当たり前になっていて、罪悪感が乏しい、もしくは感じない。
  16. お金を払って買うこと、お金が減ることに強い抵抗感がある。
  17. 失敗したり、うまくいかなかったりすると腹いせに窃盗衝動が生まれることがある。
  18. 盗品をため込む傾向があり、部屋がそれでいっぱいになる。
  19. ため込んだものが捨てられるなどして少なくなると、それを埋めようとして再び窃盗行為に及んでしまう。
  20. 一時的に窃盗行為をやめられていたが、また盗り始めてしまった。

※このチェックリストは各種資料や作成者・監修者の経験に基づくものであり、医学的根拠があるものではありません。

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当てはまる場合は?

上記の項目に当てはまるものがある方はクレプトマニアかもしれません。当てはまるものが多いほど、その可能性も高いと思われます。早めに助けを求めましょう!

わたしの場合、19個…

わたしが盗っていた頃の状態は、これらの20項目のうち19個が当てはまります。当てはまらない1つは「一時的に窃盗行為をやめられていたが、また盗り始めてしまった」というものです。わたしは万引きを始めてからは入院するまで、一時的でさえもやめることができませんでした。警察に逮捕された時も、翌日から万引きをしていました。つまり、チェックリストの状態よりひどかったという、ある意味満点以上を叩き出してしまっているような状態でした。

クレプトマニアになると、このチェックリストにあるような状態になります。クレプトマニアは回復可能な病気です。このような状態になっても、回復の取り組みを継続することで盗らない生活を送ることも可能です。ただし、一人で回復することは非常に困難です。一人で悩まず、早めに助けを求めましょう!

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コメント

  1. わたしもクレプトマニアだと自覚しており非常にくるしんでおります。2007年12月とまた最近捕まりました。夫が警察署に迎えに来てくれました。感謝しています。昨日は眼薬を一つ万引きして捕まりましたが、いつもは食糧品など大量に万引きしています。毎日見つかったらどうしようと言う恐怖感があり夜も睡眠薬がないと寝れない生活を長く続けています。自分1人の力では完治不可能だと思いますが、わたしが住んでいるところは田舎なため精神科などの病院もなくどうすれば良いか悩んでいます。夫は自分の意思があればやめれるから頑張ってほしいと言います。

    • コメントありがとうございます。
      とてもつらい状況とお察しします。

      今はオンラインミーティングを開催しています。地域に関係なく参加できますので、ぜひご参加いただきたいと思います。

  2. 高橋優様
    11/15、赤城高原ホスピタルでプラメを受けましたひろです。この病気を真剣に治して行きたい。いや回復して行きたいです。今、初めての入院中でこの病気も初めて分かりました。色々な気づきが欲しいです。どうぞ宜しくお願い致します。

    • コメントありがとうございます。
      これからも一緒に、がんばりましょう!

  3. 娘がクレプトマニアかもしれません。
    お金(数千円から数十万円)や物が何度もなくなりました。自宅だけでなく親類の家などで事件は起こりその度に娘がその場にいます。ですが、本人は「取ってない、信じて」と言うため、確証もない中、親としては信じてあげたい気持になってしまいます。

    どのような方法で娘に確認したらいいか悩んでいます。治療させるにも先ずは本人から事実を聞きたいし、病気の疑いを理解させたいと思っています。

    • コメントありがとうございます。
      その場に居合わせたなど、はっきりとした確証がない限りは問い詰めるようなことはしない方がよいのではないかと感じました。

      他の話題も含めたコミュニケーションの中で、そのことが話題になるとよいのですが、いかがでしょう?
      家庭内窃盗は、本人は否定するとしても寂しさや何かを訴えたいことが背景にあることも珍しくありません。
      それ以外の話題も含め娘さんとじっくりお話する機会があるとよいと思いました。

  4. 息子がクレプトマニアだと思っています。
    発達グレーのADHD寄りで普段はコンサータとエビリファイを服薬しながら生活していますが、弟や妹のお金、銀行のカードを盗んで引き出したりクレジットカードを勝手に使い込んだり、もう数年何度言ってもやめられません。ものすごくケンカにもなりますが、反省の色はほぼなしバイトをして稼ぐ大変さもわかってるはずなのに繰り返します。どんなに隠しても衝動に勝てずにいます。高校一年生です。どうしたらいいのかわからず本当に困っています。

    • めーめさん

      コメントありがとうございます。お辛い状況であることが伝わってきました。
      周囲が困っているのは間違いありませんが、かといって周囲がどうこうできる問題でもないというか、そこには限界があります。
      「反省の色はほぼなし」とのことですが、それはめーめさんの見立てであり、本当のところはわかりません。
      「反省はしているが、継続できない。行動につなげられない」、「盗ってはいけないというのが、よくわからない」など、
      ご本人はどう思っていらっしゃるのか、どこかできちんとお話しできるといいのかなと感じました。

      やはり加害者と被害者という立場になってしまうと、なかなか冷静には話ができませんよね。
      第三者に入ってもらった方がよいと思います。
      どこかご相談されたりはしましたか?

      周囲も抱え込んでしまうとつらくなってしまいます
      家庭内の出来事に留まっていると、なかなか相談もしにくいかもしれませんが、既につながっている発達障害の専門家などにもぜひご相談いただくとよいと思います。

      直接の問題解決にならなくても、感情の対応に目を向けることも大事なのではないかと感じました。

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