SNSを活用して仲間とつながる ほんとにおススメです!
SNSをうまく活用すれば、自宅に居ながらにしてクレプトマニアや依存症の仲間と簡単につながることができます。
SNSとは?
SNSはSocial Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略で、直訳すれば社会的な繋がりを提供するサービスという意味です。インターネットを利用して人とのつながりを作ることできるスマホ・パソコン用のWebサービスの総称で、「情報の発信・共有・拡散」に重点を置いているのが特徴です。 スマートフォンが普及したことで、より気軽につながれるようになっています。
お勧めなのがTwitter
いろんなSNSがありますが、おすすめなのがTwitter(ツイッター)です。
Twitterはツイート(つぶやき)と呼ばれる140文字の短文を投稿することができるSNSです。他人のツイートをコピー・転載できるリツイートという機能があり、それを利用して発信した情報がねずみ算式に広まりやすいという特徴があります。
文字だけでなく写真や画像、動画の投稿も可能で、他人が投稿したものを閲覧することもできます。
クレプトマニアとしてのアカウントを作る
Twitterは気軽に始める人が多いです。アカウント(会員登録)の名前も自由であり、素性を明かさずに利用することもできます。アカウントを複数持っている人も多くいます。 実際の知り合いとつながる「メインアカウント」の他に、仲の良い人たちだけとつながる「サブアカウント」、特定の趣味などの共通点を持つ人たちとつながる「趣味アカウント」、情報を収集する目的の「情報アカウント」などを使い分けるためです。
クレプトマニアの人は素性を明かしたくない人も多いと思います。Twitterなら使い分けをうまく利用して、リアルアカウントとは別に「クレプトマニアとしてのアカウント」を持つことでプライバシーを守りながらサービスを活用することができます。
この特性をうまく利用することをおすすめします。
「#クレプトマニア」 を活用する
SNSの便利な機能が「#(ハッシュタグ)」です。ハッシュタグの後に特定のキーワード(クレプトマニアなど)をつけることで投稿がタグ化されます。タグ化されることで同じキーワードでの投稿を瞬時に検索できたり、関心の似たアカウント同士で話題を共有しやすくなります。
「#クレプトマニア」で検索すると、クレプトマニアに関連する情報やアカウントが出てきます。そこから様々な情報に触れることができます。また、クレプトマニア関連の情報を届けたい場合には「#クレプトマニア」をつけて投稿することで、わかりやすくなります。ぜひ活用しましょう。
わたしのTwitter活用法
わたしは高橋 悠としてクレプトマニアを公言したアカウントを作っています。このアカウントでつながっている人は依存症関連の方が多く、クレプトマニアの人もいます。
つぶやく内容としてはこんな感じです。
これは一日を振り返っての報告ツイート。こんな感じでクリーン(万引きをやっていない)期間をつぶやくことがあります。他の依存症の方も同様のつぶやきをする人がいます。
わたしの場合、正直に言って「頑張ってますよ」アピールであり、「褒めてよ」アピールでもあります。
こちらは買い物前の行ってきますツイート。
そして買い物後には報告ツイート、無事に買い物が終わったことをつぶやきました。
こうやってつぶやくと、いろんな人がいいね!してくれるんです。「いいね!」とは面白いとか感動したなど、「これ、いい」と思ったツイートに好意を示すための機能で、簡単に気持ちを伝えられます。 いいねしてもらえると、本当にうれしいんです。
他の仲間たちが頑張っている報告ツイートを見ると大いに励まされ、さらに頑張ろうと思えます。 こういうTwitterを利用した仲間とのやり取りで、「よし、明日も盗らない一日を過ごせるように頑張ろう」と思えるんですね。
また、ネガティブな感情を吐き出して、すっきりとすることもあります。ちょくちょくつぶやいていますので、ぜひフォローしてください!
高橋 悠をフォローする場合はこちら → フォロー
依存症仲間につながりを広げる
クレプトマニアは依存症の一つですが、その数は多くはありません。Twitterでもクレプトマニアを公言している人は少なく、情報量も少ないです。
そこでクレプトマニアであると同時に依存症であるということを認識し、アルコール依存症やギャンブル依存症など、同じ依存症からの回復を目指している方たちともつながることをお勧めします。そうすることで、仲間が一気に増え、入ってくる情報量も多くなります。他の仲間の方たちの頑張る姿に、自分も頑張ろうという気持ちがもっともっと高まります。そして、依存症当事者だからわかるような共感をたくさん得ることもできます。
依存症ととらえることの効果はこちらの投稿でも詳しくご紹介しています。
情報源としても活用
わたしは依存症関連の方を中心にフォローしています。フォローをするとそのユーザーのツイートを自分のタイムラインに表示させることができ、欲しい情報を得られるようになります。
例えば、わたしがフォローしている Vega0323 さんはこんな感じでつぶやいています。
Vega0323 さん はアルコール依存症と診断されて18年、断酒9年半という方です。ブログ運営もされており、とても参考になるつぶやきが多いのでフォローしています。このアルコールと窃盗、アディクション(依存行為)は違いますが、同じ依存症として共通点は多いです。このツイートも「酒」を「窃盗」に置き換えて考えると本当にそうだなと考えさせられます。
こんな感じで、いろんな依存症仲間や関係者の方など、いろんな人のツイートからたくさんの力をもらっています。
コメントしなくてもいい
Twitterはやっているからといっても、ツイートする(コメントする)必要があるわけではありません。他の人のツイートを見るだけの人も大勢います。
コメントすることに抵抗感があれば、無理にコメントする必要はありません。クレプトマニアや依存症についての情報収集をしたり、回復に向けて頑張っている人たちの存在を知るだけでも大いに力になると思います。
SNS利用時の注意点
SNSに投稿した内容は世界中の人が見ることができるため、発言内容によっては炎上する可能性もあります。炎上とは特定の個人や企業に対しての批判的なコメントが集中的に投稿されることです。
クレプトマニアの依存行為は犯罪であり、批判的にとらえられることが十分にありえます。発言内容には十分に注意しましょう。Twitterであれば対策として、アカウントの公開範囲を限定することもできます。
また、情報が気軽に発信できるために、間違った情報が流れてくることもあります。すべての情報が正しいとは限りませんので注意しましょう。
SNSは有効活用すべき存在
依存症であるクレプトマニアからの回復には、仲間とのつながりがとても重要な役割を果たします。
クレプトマニアがどのくらいいるのか、はっきりとはわかりませんが多くはないと思います。そして、隠している人・バレたくない人が多くいます。本当は仲間とつながりたいが、実生活で行動するのは難しいという人もいるはずです。また行動したいと思っても、実際に会うことができる自助グループの開催場所・時間は限られており参加を断念してしまう人も多いのが現状です。そんなときにSNSなどインターネット上でのつながりを利用すれば、多くはないクレプトマニア同士が時間・場所を越えて、さらに本性を隠してこっそりとつながることもできます。
仲間同士のつながりの場としてインターネットを有効活用しない手はありません。
このホームページも、そんなクレプトマニア関係者のつながりを生み出せる場にしたいと思っています。
クレプトマニア関係者のつながりを生み出すため、ぜひ力を貸してください!
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