日数を数えて、盗らない一日の積み重ねを実感する

2020年6月22日

クレプトマニアにとって、盗らない一日を積み重ねることが回復につながります。
回復に向けて、一緒に盗らない一日を積み重ねていきましょう!

ガマンが必要

クレプトマニアが盗らない一日を過ごすためには、多くの場合「盗りたい気持ちをガマンする」必要があります
「盗りたい気持ちが起こらなくなる」というのが一番いいのですが、そう簡単にはいきません。

また、今は盗りたい気持ちが起こらなくても、油断は禁物です。
いつ盗りたい気持ちがわいてくるか、わかりません。

盗ることに限らず、やりたいことをガマンするというのはしんどいです。
やってはいけないとわかっていても、ガマンするのは苦痛です。
その苦痛を長く続けないといけないと考えると、精神的にきつくなることもあります。

今日一日、ガマンする

そこで、考え方を変えてみます。

「この先ずっとガマンする」ではなく、「とりあえず今日はガマンする」というように短い目標に変えます
「今日は盗らずにガマン、明日になったらまた考える」という感じです。

今日ガマンすれば、明日は盗りたい気持ちが治まっているかもしれません。
今日のことに集中して、明日のことは明日になったら考えればいいのです。
この先ずっとガマンし続けると考えると気が遠くなりますが、「とりあえず今日だけならガマンできそうだ、ガマンしよう」と思えれば大成功です。

「今日は盗らずにガマン。明日になったら盗ってもいいや!」という考えを毎日続けていれば、明日は永遠に来ません。
明日を迎えるころには、明日は今日になっていますから。
そうやって毎日を過ごせば、盗らない一日を積み重ねることができます。

デイカウンターアプリ活用のすすめ

盗らない一日を積み重ねるという努力を目に見える形にすると、やる気が出てきます
積み重ねた日数を数えて、自分のやる気を高めるとよいと思います。

その方法としてお勧めなのが、デイカウンターアプリ(日数を数えるアプリ)の活用です。

わたしは自分のスマートフォンにデイカウンターアプリをダウンロードしています。
最後に万引きした日の翌日からの経過日数、つまり盗らない一日を何日積み重ねたかを数えています
その数えた日数をバッジ(アプリアイコンの上の赤い数字)で表示できるようにしているので、スマホをみると自然とその数字が目に入ります

積み重ねた日数で、自分をほめる

スマホ画面の数字をみることで、「もうちょっとで〇〇日だ!そこまで頑張ろう」などと思えます。
自分で自分をモチベートする(やる気を起こさせる)ことができます

そして、「〇〇日達成!よく頑張った!」などと、自分をほめることもできます
これはクレプトマニアに多い、自己肯定感の低さを改善することにつながります
「〇〇日達成記念に自分にご褒美」などというのもよいと思います。

ちなみにこの投稿をした日は、わたしが盗らない一日を積み重ねて「234日」になりました。
3桁の「ストレート」です(笑)。
「345日」を無事に迎えられるように、一日一日、盗らない日を積み重ねていきたいと思います。

SNSを活用して、みんなにほめてもらう

更にモチベーションを高めるためにおすすめなのは、SNSを活用してみんなにほめてもらう方法です。

わたしはTwitterで依存症の方たちと多くつながっています。
アディクション(依存行為)は違っても、多くの仲間が依存行為を手放す努力を続けています。

そのなかで、断酒期間や脱ギャンブル期間などをつぶやいて、他の人に「いいね!」してもらうことでやる気を引き出そうとしている人が多くいます。

わたしも時々行っていますが、周囲に日数を宣言することで褒めてもらえると同時に、スリップしないように頑張ろうという気持ちが高まります
また、他の人の頑張りに刺激を受けることも多いです。

詳しくはこちらでご紹介しています。

もっと短くてもいい

1日盗らずにガマンすることがしんどければ、もっと短くてもいいと思います。
「この先5分はガマンしよう」、「このお店では盗らないようにしよう」、これをずっと続けていればその日が終わります。

明日のことは明日になってから考えればいいんです。
その明日は日にちが変われば、今日になります。
今日はガマンして、明日のことは明日になったら考えましょう。
そうやって続けていけば、盗らない一日を積み重ねることができるはずです。

なかなか簡単にはいきませんが、一つの方法として頭に入れておくとよいと思います。

関連する項目はこちらです。